H&E 染色
HLA 染色
CYP3A4 染色
Glutamine Synthetase 染色
TK-NOG マウスは NOG マウスにさらに遺伝子導入したマウスで、アルブミン遺伝子エンハンサー/プロモーター支配下にHSV-TK (Herpes Simplex Virus-1 Thymidine Kinase)が肝臓に発現し、ガンシクロビル投与によって肝臓特異的な障害を誘導するようにデザインされたマウスです。肝傷害を発症したマウスにヒト正常肝臓細胞を脾臓門脈経由で移植すると、ヒト肝臓が再構築され、いわゆるHu-liver TK-NOG マウスが得られます。Hu-liver TK-NOG マウスではアルブミンの他、ヒトの補体 C3 やトランスフェリン、セルロプラスミン等、重要な血清タンパク質についても合成・分泌が行われていることが確認されています。またマイクロアレイによる網羅的遺伝子発現解析では遺伝子発現プロファイルが移植したドナーの肝細胞と再構築した肝臓で高い相関が認められ、ドナーの肝細胞の性質が再構築した肝臓に反映されることも確認されています。薬物代謝酵素についても再構築した肝臓ではドナーの肝細胞と同程度かそれ以上の発現を示すことが確認されています。
TK-NOGマウス
(正式名)NOD.Cg-Prkdcscid Il2rgtm1SugTg(Alb-UL23)7-2/ShiJic
(簡略名)NOG-Tg(Alb-UL23)7-2/ShiJic
Hu-liver TK-NOG マウスを用いた実験モデルの具体例
1)薬物動態解析モデル
2)薬物毒性試験モデル
3)安全性試験モデル
4)ヒト疾患モデル(HBV/HCV感染モデル、肝臓がんモデル)
5)再生医療研究モデル
製造元
日本クレア株式会社
URL:http://www.clea-japan.com/
1)Hu-liver TK-NOG マウス キメラ率70%以上
2)Hu-liver TK-NOG マウス キメラ率40%以上
3)TK-NOGマウス (ヒト肝臓細胞未移植)
注)キメラ率はマウス血中のヒトアルブミン量から算出しております
注)雄のみのご提供となります
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